ジョー・サトリアーニ、リハーサルを成功させる5つの秘訣を語る (3/3)
一般的なタイトルが付いてるけど、中身はチキンフットの実態だ (笑)。
→ Joe Satriani’s 5 Tips for Perfect Band Rehearsals (www.musicradar.com) (2010/1)
配慮しろ
- リハーサルでいつもバカやってばっかりってわけじゃない。何か本当にやんなきゃいけないことがある場合だって、時にはあるんだ。例えばマイケル・アンソニーだったら、ベースのテクニシャンに弦を調整してもらうとか。チャド・スミスだったら、ドラムのヘッドを交換するとか。そんな時は、さすがに、ギターでノイズ出したりしちゃいけない。「自己主張する」のも大切だけど、時には落ち着いて10分くらい待つってのも、おんなじくらい大切だ。ま、ちょっとした「配慮」ってやつかな。
ヴォーカルが一番偉い
- 「遅刻しろ」とは言ったけど、本当は、ヴォーカリストが最後に現れるんじゃないといけない。そいつがサミー・ヘイガーって名前の時は特にだ。とにかく飽きっぽいんだよ。楽器をやらない奴なら、なおさらだ。こっちが機材をセットしたりしてる間に、知らない内に、別の部屋に行ったり、電話しにいったり、外に行っちゃってたりする。「さっきまでここにいたんだけどなぁ」とか言いながら、うろうろ探し回りたくはないだろ。だから、こっちが合わせないといけない。機材はすべてセットしちゃって準備万端ととのえて、で、ヴォーカリストが入ってくる。ただ歌い出せばいいようにしとく。それが肝心。リハーサル完了ってなったら、もう奴は行っちゃっていい。こっちが楽器をいじくりだしたら、必ずまた飽きちまうんだから。で、こっちは楽器をいじくりたくなるに決まってんだ。
チキンフットの実態、その3。もうお疲れさんとしか言いようがない (笑)。
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