リッチー・ブラックモア、ジミ・ヘンドリックスを語る

27 March 2012  |  Tags: Ritchie Blackmore, Jimi Hendrix, Deep Purple, Vanilla Fudge

雑誌「Guitar World」の1991年2月号の記事がウェブに転載されたもの。2012/3/16に紹介した「リッチー、インギーを語る」と同じインタビューより。

→ Deep Purple’s Ritchie Blackmore Discusses His Development as a Guitarist


  • 彼には感銘を受けた。演奏にじゃなくて、態度にだ。大した演奏家ではないが、それ以外はすべて素晴らしい。歩きかたからして恰好いい。しかし、ギターの演奏はいつも何かちょっと変だ。彼からインスピレーションは得たが、自分にとってはやはりウェス・モンゴメリーだ。あの頃はオールマン・ブラザース・バンドにもハマってたよ。

2012/3/16 の「リッチー、インギーを語る」がけっこう人気だったので、残りの部分からも幾つか紹介することにした。ディープ・パープル「Slaves and Masters」の頃の話になる。ただ、読むと判るように、もう八方めった斬りなんで、語られたほうのファンの人は気を悪くしないように。ちなみに、ジミ・ヘンドリックスについては、別のインタビューでは違うことを語ってて、そっちもいずれ紹介するつもり。それと、この長いインタビューの中で、こんなことも語っている。


  • 1960年代末のロンドンはジミ・ヘンドリックスの話題で持ちきりだったってことになってるようだが、それは正しくない。話題だったのは、ヴァニラ・ファッジだ。ベースのティム・ボガートなんか驚異的で、時代のずっと先を行ってるバンドだった。それで、俺たち (ディープ・パープル) は最初、ヴァニラ・ファッジを目指した。だが、ヴォーカルのイアンが「エドガー・ウィンターみたいに叫びたい」って言い出して、俺たちはエドガー・ウィンター入りのヴァニラ・ファッジになったってわけだ。

→ Wikipedia「ヴァニラ・ファッジ」
→ Wikipedia「エドガー・ウィンター」

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