スティーヴ・クロッパー、「Dedicated」を語る (3/5)

22 May 2012  |  Tags: Steve Cropper, Brian May, Steve Winwood

5月13日、ドナルド・ダック・ダンがツアーで来ていた東京で亡くなった。70歳だったそうで、合掌。追悼って気持ちも込めて、スティーヴ・クロッパーのインタビューを紹介することにした。ザ・ファイヴ・ロイヤルズをカバーした最新ソロ・アルバム「Dedicated: A Salute to the 5 Royales」について語っている。「Gibson」サイトの2011年5月 (ちょうど1年前だ) の記事より。

→ The Gibson Interview: Guitar Legend Steve Cropper


  • ザ・ファイヴ・ロイヤルズの全曲リストを作るところから始めた。何年か前にネットで、とにかく買える限りのありとあらゆる曲を買い集めてあったんだ。次に、どの曲を誰に歌ってもらうかを考えた。ジョンが電話した相手すべてが引き受けてくれた。都合が合わなくてダメになった相手も少しいたが、良いグループが作れたと思う。ブライアン・メイはとっても尊敬してるけど、クイーンとStaxって、あんまり結びつかないよな。だが、彼はアメリカの音楽やR&Bが大好きなんだ。ジョンが友だちなんで彼から電話したら、参加してくれた。素晴らしいトラックになったよ。

  • アルバムの大半はナッシュヴィルにあるダン・ペンのスタジオで作った。彼はメンフィス時代からの仲間で、ソングライターとしてもシンガーとしてもエンジニアとしても最高だ。昔の、皆でそろってアナログ・テープに録音してた時代に戻った気分だった。何人かはそのスタジオまで来てくれた。B. B. キングとか何人かは、こっちから訪ねてかないといけなかった。スティーヴ・ウィンウッドとブライアン・メイはイギリスから録音を送ってくれた。ジョン・ポッパーはテキサスのスタジオで、ファイルをやり取りしながら作業した。うまく行ったよ。


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