ジョン・エントウィッスル、キース・ムーンを語る (6/6)
「DRUM! Magazine」サイトの記事より。いつのインタビューか不明だが、キース・ムーンの死後だ。ザ・フーは、「リードヴォーカル + リードギター + リードベース + リードドラムス」って話もあるくらい、特異なリズム隊だったが、その「リードベーシスト」が「リードドラマー」について語っている。
→ Partners In Time: John Entwistle & Keith Moon
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俺たち (ピート・タウンゼントとジョン・エントウィッスル) がMarshallを積み上げなきゃならなかったのは、キースのドラムスがマイクなしでも、やたらデカい音だったからだ。
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キースを一番よく表してる曲は、インストゥルメンタルだけど、「The Ox」だと思う。「Quadrophenia」にも、すごいドラミングが一杯だ。「Won't Get Fooled Again」も古典だよな。
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彼はいつも、技術的にもっと優れたドラマーを見ては、「うまいな。けど、俺はああは叩きたくない」って言っていた。彼のことを一番よく表してる言葉がある。なかなかレコーディングが進まなくて、彼がうまく叩けないんでバンドの中から文句が出た時、彼は怒ってこうわめいた。「あのな! 俺はキース・ムーン・タイプのドラマーじゃ世界一なんだ!」。
この最後の言葉は、キース・ムーンの名言として、すごく有名。いい言葉だ。
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