ドゥイージル・ザッパ、フランク・ザッパを語る (3/3)

01 November 2012  |  Tags: Dweezil Zappa, Frank Zappa

「5人のギタリスト、フランク・ザッパを語る」っていう「Guitar Magazine」誌の1994年2月、ザッパが亡くなった直後の記事が、2010年8月に「Guitar International」サイトに転載されたもの。ウォーレン・ククルロ、マイク・ケネリー、ドゥイージル・ザッパ、エイドリアン・ブリュー、スティーヴ・ヴァイの5人が、バンドに加わったきっかけやザッパへの思いなどを語っている。

→ Guitar International - Frank Zappa’s Guitarists: Interviews with Five Guitarists of the Zappa Kind


  • 父の最も偉大なことの一つが、ギターだ。Barcus Berryピックアップをボディのそこら中や、ネックにまで取り付けてた。ノブもものすごい数なんだけど、どれが音をどう変えるか、全てちゃんと判っててね。曲に完璧に合う音をうまく作り出すんだ。正しく使えばね。変な使いかたをすると、もう二度と聞きたくないってくらい、悪夢のような音も作り出したりする。

  • 今 (1994年のこと) は「What the Hell Was I Thinking」って作品を作ってるんだけど、最初は20分だったのが、今じゃ70分以上ある。好きなギタリスト何人もと作ったピースを繋ぎ合わせてるんだ。イングヴェイ・マルムスティーン、エリック・ジョンソン、ブライアン・メイ、スティーヴ・モーズ、ウォーレン・デ・マルティーニ、マイケル・リー・ファーキンス、アラン・ホールズワース、アルバート・リー、ブライアン・セッツァーなんかとね。曲の一つの骨組みの上で、色んなパートを弾いてもらうんだ。フュージョンの人にヘヴィメタルを弾いてもらうとか、普段じゃやらないようなこともやってもらう。だいたい出来上がってきてて、ギターのブルガリアン・ボイスみたいに聞こえるよ。


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