エドワード・ヴァン・ヘイレン、「Jump」を語る (30人のギタリスト、この1曲を語る (1/30))

26 January 2014  |  Tags: 30 by 30, Edward Van Halen, Van Halen

「Guitar World」誌サイトの「ベテラン・ギタリスト30人が語る、この曲でみんなの記憶に残りたい」って記事より。パート1は2014年1月、パート2は、なぜか1より古くて、2013年11月。元々は雑誌の2002年5月号に掲載されたものだそうだ。

→ Guitar World | Thirty Guitar Legends Choose the Song They'd Most Want to Be Remembered by, Part 1


「Jump」(ヴァン・ヘイレン「1984」(1984) に収録)

  • これからも、どのライブでも必ず「Eruption」を弾くだろうけど、タイムカプセルに1曲ってなったら、「Jump」だな。あの頃は本当に何かにチャレンジしたかったんだ。

  • 「1984」の前の「Diver Down」は、半分がカバーで、大嫌いだ。プロデューサーが、ヒット曲をやり直せばヒットにつながる、ってセオリーを持ってたからだが、俺はもっと自分たちのもので勝負したかった。

  • 自分の5150スタジオを作れたのが、大きかったな。自分で色んな音楽を試せるようになった。「ギタリストなんだから、キーボードなんか弾けないだろ」。そう言われて、「Jump」を作った。あれが本当の出発点だ。キーボードやシンセをギターと組み合わせることに、初めてチャレンジしたんだ。

  • 「ポップ」って言葉は「ポピュラー」から来てて、多くの人に気に入ってもらえるってことだ。俺が音楽をやる理由の99%は、それだ。この曲は一番多くの人に気に入ってもらえてる。これまでのところはね。


今日はエディの誕生日だ。

「Guitar World」は少し前には、30人のギタリストがそれぞれ憧れのギタリストを語るって企画をやってたけど、今度はこれだ。取り上げられてるのは、

Eddie Van Halen、 Dimebag Darrell、 John Paul Jones、 Kirk Hammett、 Robby Krieger、 Warren Haynes、 Joe Satriani、 Ace Frehley、 Jeff Beck、 Michael Schenker、 Tom Morello、 Joe Strummer、 George Harrison、 Dave Mustaine、 Steve Vai、 Slash、 Buddy Guy、 Zakk Wylde、 John Petrucci、 Jerry Cantrell、 Gary Rossington、 Kerry King、 Dickey Betts、 Andy Summers、 Peter Frampton、 Scott Ian、 Kenny Wayne Shepherd、 Jimmie Vaughan、 Johnny Winter、 Stone Gossard。

記事全体の前書きには、こんな意味のことが書いてある。


  • これは2002年のタイムカプセルだ。11年半後の今、ちゃんとその曲で記憶に残ってるか、読んでみて欲しい。

  • NASAが打ち上げたボイジャーは、地球外知性とのコンタクトを使命にしてて、50以上の言語で書いた挨拶とか色んなものを積んでるが、そういうコミュニケーションに失敗した場合に備えて、チャック・ベリーの「Johnny B. Goode」の録音も載ってる。もしも地球外知性から「堅苦しい話はどうでもいい。もっとロックンロールを!」って返事があったら、どうする。どの曲を選べばいい? ミュージシャン自身に聞くのが一番だろう。この企画はそこから始まった。質問は、「自分の曲を1つだけタイムカプセルに入れるとしたら、どれを選びますか」。5年かかった。だから、ジョージ・ハリスン (2001年没) も含まれてる。


続く ›



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