ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどを語る (7/9)
古い人ついでに、追悼の意も込めて、2013年10月に亡くなったルー・リードを行ってみようか。「Guitar World」誌誌サイトの2013年11月の記事より。元は1998年の雑誌記事をウェブに転載したもの。ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのこととか、色々と語っている。リッチー・ブラックモアとは違う意味で、とにかくインタビュアーをビビらせる人なんで、かなり貴重かも。
→ Guitar World | Lou Reed Talks about the Velvet Underground, Songwriting and Gear
あなたの独特の奏法は、特にAやDのオープンコードでよく使うフィンガー・ビブラートと関係ありますか。
- そうだね。ずっと練習し続けてきてる。ビブラートはコードから指で (ジャズでいう) コンボを作り出すみたいなもんだ。クソみたいなトーンになることもあれば、素晴らしいトーンになることもある。それを心で感じ取ってくれると嬉しいんだ。エレクトリックだろうとアコースティックだろうと、それがギターを聞き分ける一つのやり方だと思う。あの響きが好きなんだよ。だが、ロバート・クワイン (Robert Quine) と共演した時に、ビブラートを弾いたら、「へぇ、逆じゃないか」って言われた。「間違ってるじゃないか」ってのと、同じ意味だろ。けど、これが俺のやり方なんだ。反対のやり方を試してみたが、いつものやり方の音のほうがいい。
指を弦に垂直に動かしますか? 平行に動かしますか?
- こんなだ (平行に動かして見せる)。または弦を引き下げる。押し上げることはほとんどないな。B. B. キングやアルバート・キングは弦を押し上げるんで、それをちょっと練習してるんだが。
アルバートは上下逆ですよ。
- 大したギタリストだな。
この部分、変わった言い回しが多くて、訳すのに少し手こずった。
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