色んなギタリスト、アラン・ホールズワースを語る (5/8)
4月に亡くなったアラン・ホールズワースには、数多くの弔辞が寄せられた。これはそれらとは違って、生前の本人に色々なギタリスト (など) が送った讃辞を、ファン有志がまとめたもの。元々はほとんどどれも10年以上前のものだと思う。
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ゲイリー・ハズバンド
- ミュージシャンとしての私の表現は少なからず、アランとの25年に及ぶ付き合いの中から培われてきたものだ。彼と私はそれぞれの道で変化したり進歩してきてるし、長い間ずっと離れてたりもしたが、なぜか判らないが不思議と、必ず同じところに戻ってきて完璧に一体化するんだよ。その度ごとに違ってて、その度ごとに新しいが、密接につながってる。ただ単に定期的に一緒に演奏してきたなんてのを、はるかに越えた密な関係だ。アランとそういう関係が持てているのは、本当に恵まれていて心から幸せだ。
フランク・ギャンバレ
- 昨夜、ベイクト・ポテト (ロサンゼルスにあるクラブ) でアランの演奏を見た。間違いなく、彼は真のグランド・マスターだ。
スティーヴ・ヴァイ
- アランのメロディの色彩に心を奪われるだけじゃない。彼があの音をどうやって弾くのか、しょっ中、とてつもない衝撃を受けたり、わけが判らなくなったりする。彼の奏法も音感も、私の観察力や推理力なんかまるで寄せつけない。おとなしく謙虚に降参して、至福に身を委ねるしかない。
アレックス・マハチェク
- 音楽について語るのは建築について踊るようなものだ、フランク・ザッパはそう言った (つまり、無意味ってこと。本当は俳優のマーティン・マルの言葉)。だから、ただアラン・ホールズワースを聴け。彼独自の音楽表現の純粋な美しさを体験するんだ。月並みな決まり文句なんか要らない。彼こそ真のマスターだ。誰にも越えられない。
ちょっと油断してた隙に、こんなもんが出ることになってたんだね。以前にブートで出回ってたラジオ音源のリマスター版らしい。
収録曲は 1. Mr. Spock、 2. Proto-Cosmos、 3. Fred、 4. Wildlife、 5. Red Alert。 良さそうじゃないか。
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