ピーター・ゲイブリエル、「New Blood」などを語る (7/7)

08 January 2018  |  Tags: Peter Gabriel

「The Quietus」っていうアート系サイトの2011年9月の記事より。ちょっと古いが、「New Blood」のリリースに合わせて行われたインタビュー。いつになく色々と語っている。

→ The Quietus | An Invasion of Privacy: Peter Gabriel Interviewed


「Solsbury Hill」の曲の前に数分間、そのソルスベリーの丘で野外録音した環境音が入っているのは、なぜですか。

  • 最後のぎりぎりに考えたことで、エンジニアのリチャードがやってくれた。あれは軽い曲だ。他の曲はアルバム全体で一つの流れを作るように頑張って工夫したんで、本当は入れたくなかったんだけど、ファンからのリクエストが多くてね。入れるにしても、アルバム本体とははっきり分けて、ボーナストラックみたいに付け加えることにした。それで、丘で瞑想してる時に出来てきた曲なんで、彼に頼んで丘で環境音を録ってきてもらって、他の曲との間に挟み込んだんだ。

「Don't Give Up」では、デュエットの相手は元からアーネ・ブリュンだったんですか、それとも最初はまずケイト・ブッシュに頼んでみたとか。

  • いや、アーネはツアーでずっと美しい声を聞かせてくれてたんで、最初からそのつもりだった。

  • この曲はアメリカの土着の音楽を参考にしたんで、最初、ドリー・パートン (アメリカのカントリー/ポップ歌手) と組んでみてはどうかって言われた。ドリーは断ってきたけど、ケイトが見事に歌ってくれたんで、かえってよかったよ。この曲を何度も聞いて自殺を思いとどまったって、何人もが手紙をよこしてくれた。曲を作ってる時には、そんなこと、考えてもいなかった。ケイトの歌声がそれだけのパワーを付け加えてくれたんだよ。

  • 後になってドリーが、彼女のTV番組でこの曲を一緒に歌わせてくれないか、って言ってきた。ちょうどツアーと重なってて、実現しなかったけど。アーネの歌声は、面白いことに、時々ドリーを思わせるところがある。それに、北欧のクールな雰囲気を持ってる (ブリュンはノルウェー出身)。それがすごく気に入ってる。だから、頼んだんだ。


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