デイヴ・グロール、ジミー・ペイジ&ロバート・プラントと語る (7/7)

21 July 2018  |  Tags: Dave Grohl, Robert Plant, Jimmy Page

デイヴ・グロールのブログ「Grohl's Poor Brain」(笑) にアーカイブされている記事より。雑誌「Ray Gun」の企画で、グロールがペイジとプラントの二人にインタビューしたもの。いつの記事か書いてないが、ペイジ&プラントの2枚めのアルバム「Walking into Clarksdale」 (1998) の直後なのは間違いない。

→ Grohl's Poor Brain | Page + Plant + Grohl - Ray Gun


デイヴ:どうもニルヴァーナは、色んなバンドにパクられてるようなんですよ。ツェッペリンもそうじゃないですか。

  • ロバート:奴らは俺たちをパクるし、他人をパクってばかりだ。

  • ジミー:以前、ホワイトスネイクのビデオを観てたら.....

デイヴ:そりゃまた。

  • ジミー:何から何までツェッペリン、そのまんまだった。びっくり仰天だ。ベッドに腰かけて観てたんだが、そうしたら、バイオリンの弓まで出してきて、もう爆笑しながらベッドから転げ落ちちまったよ。

デイヴ:トリビュートでも何でもないですよね。

  • ロバート:ただのパクりだ。デルタ・ブルースがすごいのは、そこなんだ。誰も真似できない。彼らは、ただその場でギターを弾いてるだけなんだ。

  • ロバート:そうしてると、「こんなバーで弾いてるより、ロイヤル・アルバート・ホールで6ヶ月やってみる気はないか」みたいなことを言う奴が出てくる。「無理ですよ。自分はここで仲間と一緒でいいんです」。だが、そうすると突然、マジソン・スクエア・ガーデンで6日間、ってなことになって、リムジンが集まってくるんだ。

デイヴ:あはは (笑)。こないだ、デイヴィッド・ボウイの50歳のバースデー・パーティで、マジソン・スクエア・ガーデンで演奏しましたよ。

  • ロバート:ずいぶん前のことだろ。

デイヴ:あはは (笑)。あそこの楽屋は初めてだったんですけど、入った途端、なんか馴染みがあってですね。「The Song Remains the Same」で見てたからなんです。(ペイジ&プラントで) ツアーに出る計画はありますか。

  • ロバート:この馬鹿馬鹿しいプロモーション活動を片付けて、俺たちがまだ中年の最先端 (笑) にいるってのをみんなに判らせたら、すぐにでもな。1年は続ける。

デイヴ:Unleddedの時と同じくらいですか。あれもそうとう長かったですけど。

  • ジミー:同じくらいだ。

  • ロバート:「あの半分しかツアーしたくない」ってマネージャーに言うのが間に合わなかったんだ (笑)。ジミーと二人、明日はインタビューが11も入ってんだよ。

デイヴ:えーっ!

  • ロバート:俺たちみたいな駆け出しの若造にとっちゃ、信じられない話だよな。

「ツェッペリン、駆け出しの若造」ってことだと、こないだプラントは、ある若いバンドについて、にこにこしながら「あれは Led Zeppelin I だな。彼 (ボーカル) は、俺がすごくよく知ってる奴から、ばかデカい声 (huge voice) を借りて来てる」って、あれは褒めてたんだろうな、きっと。

→ YouTube | Robert Plant Talks about Greta van Fleet
→ YouTube | Greta van Fleet - When the Curtain Falls

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