スティーブ・ヴァン・ザント、キース・リチャーズを語る (30人のギタリスト、30人を語る (7/30))

07 February 2012  |  Tags: 30 on 30, Steven Van Zandt, Keith Richards

「Guitar World」サイトの2011年12月の記事より。雑誌が創刊30周年ってことで、著名なギタリスト30人にそれぞれ憧れのギタリストを語ってもらったっていう企画。今回は第7回。

→ 30 on 30: The Greatest Guitarists Picked by the Greatest Guitarists


  • 1964年から1966年のブリティッシュ・インヴェイジョンがアメリカ人の目を、自分たち自身のロックンロールの先駆者やブルース奏者に向けさせた。ストーンズがチャック・ベリーをカヴァーした時にキース・リチャーズが弾いたギターが、ギター奏法の再構築につながって、ジェフ・ベックやエリック・クラプトンやジミー・ペイジになったんだ。いつも思うんだが、誰でもそういう音楽にハマる時期がある。で、そこにとどまるか、そこから出てくるかなんだ。俺は反対側から出てきたけどな。俺はギターの巨匠になろうなんて気は全くない。ギターは歌のためにある。それが大切なんだ。

「ブリティッシュ・インヴェイジョン」は、イギリスのバンドがアメリカのヒットチャートを席捲していた時代のこと。アメリカで生まれたブルースにイギリスのミュージシャンがハマって、それがアメリカに逆輸入されたってのは、たしかにそうだけど、キース・リチャーズがクラプトン、ベック、ペイジの先駆者だってのは、ちょっとほめすぎでは。

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