スラッシュ、ミック・テイラーを語る (30人のギタリスト、30人を語る (18/30))

03 March 2012  |  Tags: 30 on 30, Slash, Mick Taylor

「Guitar World」サイトの2011年12月の記事より。雑誌が創刊30周年ってことで、著名なギタリスト30人にそれぞれ憧れのギタリストを語ってもらったっていう企画。今回は第18回。

→ 30 on 30: The Greatest Guitarists Picked by the Greatest Guitarists


  • ミック・テイラーからは、自分でも知らない内に、最大の影響を受けてる。俺にとってストーンズのベストは、ガキの頃に最初に聴いた「Beggars Banquet」、「Let It Bleed」、「Sticky Fingers」で、彼はその内の2枚、他にも数枚に参加してるよな。自分でギターを弾くようになって、いつも彼のスタイルに惹かれてる。ジミー・ペイジやジェフ・ベックやアンガス・ヤングの名前は誰もが口にするけど、ミック・テイラーやジョー・ウォルシュ (ジェイムス・ギャング、イーグルス) も同じくらい重要なんだ。ミックのふくよかな音色のブルースは、本当にかっこいい。最高のソロの一つは「Sticky Fingers」に入ってる「Can't You Hear Me Knocking?」だね。昔のクラプトンみたいで、すごくシンプルなリフだけど、どういう音をどう並べるかの見本になってる。今の新しいギタリストたちは、シンプルだけど効果的で心に響く演奏ってのを忘れてるよ。それは決して両手タッピングなんかじゃない。

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