ピーター・ハミル、自らのキャリアを語る (1/6)
「arcor.de」というドイツの謎のサイトで発見。ソロではけっこうちょくちょく来日しているのが、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターでは2度めになるのかな、この夏に来日するピーター・ハミルが、今まで知らなかったことも色々と語っていて面白い。いつのインタビューか書いてないが、「クイーン・エリザベス・ホールで3月にライブをやった」とあるので、おそらく2001年。よく見ると、Wikipediaからも参照されている。
→ Hammill Discusses His 35-Year Career and Selects Some Entry Points for His 40+ Albums
ポップ・ミュージックや黒人音楽の影響について
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若い頃、ザ・ビートルズも好きだったが、もう少しワイルドなザ・フー、ザ・キンクス、ジ・アニマルズあたりが一番好きだった。だが、真似しようとは思わなかった。15歳の頃、ブルースを作ったり、ビートルズもどきの曲を作ったりしてみたが、どうしようもない恐るべき出来だったんだ。その後、声ってものが何なのか探していって、別の場所にたどり着いたわけだ。
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シカゴ・ブルースやソウルからも、間違いなく影響を受けている。ジョン・リー・フッカー、マディ・ウォーターズ、ソニー・ボーイ・ウィリアムスン、ハウリン・ウルフ、タムラ (モータウン) の全て、スタックスの全て。聴いていると故郷のダービー、そしてザ・ロカルノ (クラブの名前) を思い出す。今もイギリス中部のソウルの元締めだよ。だが、自分はシカゴの黒人ではない。ただの中流イギリス人だ。そうでないふりをしても無理だ。特にジョン・リー・フッカーが、リフ作りへの影響が大きい。彼は普通の12小節のブルースなどめったに作らなかった。13小節半、そしてしゃっくり、そんな曲ばかりなんだ。自分の曲作りの特徴にもなっている。
フランク・ザッパもそうだけどピーター・ハミルも、詳しい人はめちゃくちゃ詳しいんで、知らなかったっていって面白がってるのは自分だけかも知れない。この内容も雑誌とかではとっくに紹介されてるかも知れないし。少なくともこの部分、語っているのは本当に (自分の知っている) ピーター・ハミルなのか?
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