ジョン・ウェットン、エイジア「XXX」の全曲を語る (1/5)
月一くらいでいつも唐突に取り上げてるジョン・ウェットンだが、これは公式サイトの2012年7月の記事より。エイジアの最新作「XXX」について、曲ごとに語っている。
→ John Wetton's Official Website - July 8th 2012
Tomorrow the World
- イントロは全部ジェフが書いた。チェロを使ったのは、俺の考えだ。ヒュー・マクダウェル (エレクトリック・ライト・オーケストラのチェロ奏者) に弾いて欲しかったんだけれども、体調が良くなかったんで、俺がメロディのアイデアを録音して、ジェフが音をつけた。「Face on the Bridge」もそうだが、ジェフとの作曲セッションから生まれた曲だ。歌詞は運勢とか運命のことで、だけど人生は自分次第、って内容なんだ。
Bury Me in Willow
- ジェフとアイデアを出し合った後、家まで2時間半くらい車を運転して帰る間に、歌詞を思いついた。最初は、俺の棺はカシの木じゃなくてヤナギの木で作ってくれ、だけだったんだけど、もっと象徴的にしたくなった。もっと寛容でもっと柔軟な姿勢で生きよう、生きてる間に無理なら、死ぬ時にそうなろう、みたいなね。葬式には地位の象徴も虚飾も、くだらない形式も要らない。歌詞の全体は、コーラスを軸に、自然に出来上がってった。曲はジェフがだいたい書いた。俺の思いつきのつなぎ (ブリッジ) も、彼が見事にオーケストラ化してくれた。スティーブのソロはE-Bowで、素晴らしい出来だ。
そんなギター・アタッチメントがあるんだね。知らなかった。何となく10ccのGizmoを思い出したりして。
話は違うが、ウェットンは「Kadokawa」のインタビューを受けたそうなので、いずれ「別冊カドカワ」あたりに何か掲載されるのでは。
→ The Official John Wetton Website Guestbook: Randumb Notes Deux #78
それと、エディ・ジョブスン方面からの情報では、今年の再結成UKのDVDが (やっぱり) 出るらしい。まだ詳細不明だけど。
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