パーシー・ジョーンズ、自らのキャリアを語る (2/4)
世界最高のベーシストの一人とか、フレットレスベースではジャコ・パストリアスと双璧って言われたりしながら、知名度では雲泥の差で、情報もすごく少ないけど、久しぶりに「For Bass Players Only」サイトから、2010年9月の記事。
→ For Bass Players Only - Percy Jones interview
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1966年、リバプールの大学に入って、電子工学を勉強し始めた。そこで他の学生たちとバンドを組んで、ライブをやるようになったんだ。そうしたら、エイドリアン・アンリ (詩人) がやってたリヴァプール・シーンってグループから誘われた。最初は詩に伴奏をつけたグループだったけど、だんだんジャズやブルースの匂いもするロックンロールのバンドに変わってった。そして、キャバーン・クラブ (ザ・ビートルズで有名) とか地元で演奏するだけだったのが、1968年頃から始まったパブクラブの全国的な波に乗って、すごく忙しくなった。それで、電子工学を取るか、ベースを取るか、人生の選択を迫られたんだ。良かれ悪しかれ、後者を選んだわけだけど。
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低音楽器が好きで、アンプを通した音量も好きだったんで、ずっとエレクトリックベースが気に入ってた。一方で、アップライトベースの奏法や音色にも憧れてた。ミンガスが一番だよ。最初に手に入れた2本のベースは、どっちもフレッテドだったけど、2本め、Gretschのデカくて超ロングスケールのホロウボディは、高音弦の下だけフレットを削り落として、フレッテドとフレットレスのハイブリッドにしたんだ。1974年にメロディメーカー紙で、Fenderプレシジョンのフレットレスの広告を見た。それをひっ掴んで、ほっとした気分になったよ。欲しかったのが手に入って幸せだった。
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