アンディ・ジョンズ、ザ・ローリング・ストーンズ「Exile on Main Street」を語る (3/3)
プロデューサー/エンジニアのアンディ・ジョンズが、ザ・ローリング・ストーンズの最高傑作と言う人もいる「Exile on Main Street」について語っている。今回も「Guitar Player」のたぶん2010年の記事より。
→ GuitarPlayer - Exclusive Interview Legendary Engineer Andy Johns Talks Exile on Main Street
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トップを弾くのはミック・テイラーだ。ミック (ジャガー) が歌詞とメロディを書いて持ってくる。ミック・テイラーはどんな曲でもその場で弾いちまう。時々はちょっと気まずくなることもあったな。ある時なんか、キースが「てめえは音がデカすぎんだよ。同じ部屋じゃ弾いてらんねぇぜ」ってわめいてた。ミック・テイラーの恐ろしいところは、テイクごとに違う弾きかたをして、どれも完璧なんだ。スライドでイントネーションを付けるのは難しいだろ。彼は2オクターブとか3オクターブとか軽くジャンプして、それで正確な音を出す。ビブラートも素晴らしい。小指にボトルネックを付けて他の3本の指でコードを弾くなんて技術も持ってる。ライブでも何でもありなんだ。
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キースは、あのリズムはやっぱりマジックだよな。どの曲もあれが基本だ。演奏も、彼がまずチャーリー (ワッツ) を見る。すると、ビル (ワイマン) が立ち上がる。それでようやく始まる。最初はヨレヨレだ。それが5分くらいの内に、ヨレヨレからマジックに変わる。その瞬間を捕まえるのが、俺の仕事だったんだ。
ミック・テイラーについては、2012/3/3 の「スラッシュ、ミック・テイラーを語る」も面白い。
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