アンディ・サマーズ、ザ・ポリスの音楽を語る (7/9)
ザ・ポリスのギタリストとして有名なアンディ・サマーズだけど、1960年代からソフト・マシーンやジ・アニマルズに参加してたり、ザ・ポリスの解散後はソロで活動してるし、文筆家や写真家としても評価が高い。「Guitar International」サイトの2010年3月の記事より。すごく長いので、主だった部分を抜き出して紹介する。
→ Guitar International - Andy Summers Interview: Guitars, the Police and Mudra Hand Gestures
-
マーティン社は、シグネチャー・ギター主任 (正確にはDirector of Martin Guitar Artist and Limited Editions) のディック・ボーク (Dick Boak) と仕事するのが、ものすごく面白かった。人生で一番の経験って言ってもいい。ネックの5、7、9、12、15のポジションには、仏教でいう印契 (仏像などで見られる手のポーズや組みかた) を刻んでもらった。とても美しい。ヘッドにはハスの花だ。ボディの周囲は1930年代ふうの白黒のパターンで、一見の価値がある。裏側にも入れてくれればよかったのにな。このギターは見栄えだけじゃなくて、弾いても素晴らしい。ピックアップとマイクを内蔵してる。さらにもう1つ別のを作って欲しいくらいだ。
-
ギブソン社のシグネチャー・モデルは、わりとすぐに出来た。私が弾いてるのは1960年製のES-335で、チェリーレッドが美しい。彼らが言うには、その年に作られた唯一のモデルらしく、彼らはそれをそのまま忠実にコピーした。
この「Andy Summers Signature Martin guitar」も、元記事に写真が載っている。ちょっと詳しい写真は、ここらへん。
逆にマーティン社のディック・ボークの側から色んなミュージシャンを語ったインタビューってのもあるんで、いずれ紹介するかも。
最近の記事
- 2023/7/29 - ロバート・フリップ、イーノやボウイやクリムゾンを語る (1/4)
- 2023/1/22 - ジェフ・ベックを語る
- 2019/9/21 - トーマス・B・W・ベイリー、日本のインディー系レコード店を語る (1)
- 2019/9/13 - ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナムを語る
- 2019/4/27 - ラルフ・ヒュッター、過去をふり返る (1/3)
- 2018/8/2 - パトリック・オハーン、フランク・ザッパなどを語る (1/4)
- 2018/5/23 - トニー・ヴィスコンティ、T・レックス「Electric Warrior」を語る (キャリアを語る (1))
- 2018/4/16 - ドゥイージル・ザッパ、アラン・ホールズワースを語る (1/2)
- 2018/1/11 - デイヴ・グロール、ジミー・ペイジ&ロバート・プラントと語る (1/7)
- 2018/1/7 - アラン・ホールズワース、ファンの質問に答える (1/4)
人気の記事
- 2016/1/26 - トニー・ヴィスコンティ、デイヴィッド・ボウイを語る
- 2015/12/1 - 色んな関係者、ジェフ・ポーカロを語る (1/3)
- 2014/9/8 - ロバート・フリップ、「キング・クリムゾンの掟」を語る
- 2013/9/9 - コージー・パウエル、デビュー当時を語る (自らのキャリアを語る (1/12))
- 2013/2/9 - ラルフ・ヒュッター、クラフトワークの音楽を語る (1/4)
- 2012/7/4 - エドワード・ヴァン・ヘイレン、スティーヴ・ルカサーと語る (1/14)
- 2012/6/1 - スコット・ハルピン、キース・ムーン代役事件を語る (1/2)
- 2012/5/11 - テリー・ボジオ、エイドリアン・ブリューを語る
- 2012/3/31 - 記者、リッチー・ブラックモアを語る
- 2012/1/15 - スティーヴ・ヴァイ、ヴィニー・カリウタを語る