ウォーレン・ヘインズ、「Mule」を語る (30人のギタリスト、この1曲を語る (6/30))

17 February 2014  |  Tags: 30 by 30, Warren Haynes, Gov't Mule

「Guitar World」誌サイトの「ベテラン・ギタリスト30人が語る、この曲でみんなの記憶に残りたい」って記事より。パート1は2014年1月、パート2は、なぜか1より古くて、2013年11月。元々は雑誌の2002年5月号に掲載されたものだそうだ。

→ Guitar World | Thirty Guitar Legends Choose the Song They'd Most Want to Be Remembered by, Part 1


「Mule」(ガヴァメント・ミュール「Gov't Mule」(1995))

  • 「Mule」は、まさにガヴァメント・ミュールの曲だ。他に似たような曲を聞いたことがない。過去の影響を感じさせるリフも出てくる。クリーム、ジミ・ヘンドリックス、マイルス・デイヴィス、ジェイムズ・ブラウン。だが、組み立てかたが他の曲とは違う。それが俺たちには重要なんだ。俺たちの曲の大半は、それ以前の曲から何の直接の影響も受けてない。

  • 「Mule」は、リハーサルの最後ぎりぎり、レコーディング直前に出来た。最初のテイクで、だからソロもその場で、自然発生的にやった。アレン・ウッディのベースもすごいし、(ブルース・トラヴェラーの) ジョン・ポッパーがハーモニカでゲスト参加してくれてる。

  • 政治的なメッセージもあるんだよ。アメリカで奴隷が解放された時、政府は40エーカーの土地とラバ (Mule) の支給を約束したが、ほとんど実行されなかった。曲名はそこから来てる。現代社会の色んな抑圧の象徴のつもりなんだ。


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