ジョン・ポール・ジョーンズ、ファンの質問に答える (2/4)

22 September 2014  |  Tags: John Paul Jones, Butthole Surfers, R.E.M.

わりと面白いネタが多いイギリス「Uncut」誌の2010年4月の記事が、今年1月にウェブにアップロードされたもの。「ファンの」と言いつつ、ちらほら業界関係者も混じってたりする。なお、ゼップねたは出てこないので、悪しからず。

→ Uncut | An Audience with... John Paul Jones


バットホール・サーファーズのネタをぜひ (デイヴ・グロール)。

  • あはは。1993年のアルバム「Independent Worm Saloon」で、プロデュースを頼まれた。ヘヴィロックのノリを出したいからかと思ってたら、それじゃうまく行かなかった。やたら頑張る奴らだったが、俺がよく憶えてるのは、サン・ラファエル・スタジオでの異常な金額の酒代だ。それと、フロントマンのギビー・ハインズだな。いかれてる。あるテイクじゃ、顔の前にギターを持ってきて、叫んでるんだ。ピックアップから声が録れないかってんでね。いい具合に録れたよ。

バイオリンも始めたんですか。

  • 3年くらい前からだ。ギターやピアノは、聴ける音がすぐに出せるようになるだろ。バイオリンはそうじゃない。最初の半年くらいはギーギーいうだけで、自分自身「なんだよ、この身の毛もよだつノイズは」ってしか思えない。こつが掴めてくると、「少しはマシになってきたかな」。それで、さらに続けていくことになる。カントリーやケルト民謡や、あとスイングでもちょっと使ってみてるんだ。まだ初歩的なところだけど、すごく満足してる。

R.E.M.と「Automatic for the People」の次を作ったりしませんか (R.E.M.の解散宣言より前の記事なので)。

  • 声をかけてくれないからな。だが、あのアルバムでストリングスのアレンジをやったのは、本当に良い経験になったよ。曲のデモを送ってきたんで、アトランタのスタジオで、アトランタ交響楽団のメンバーと一緒にやったんだ。素晴らしい曲ばかりで、本当にアレンジし甲斐があったな。それ以来、奴らとはずっと仲良くしてる。

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