ギャヴィン・ハリスン、トリプル・ドラムスを語る (2/6)
キング・クリムゾンのモントリオール公演に先立って、「Montreal Gazette」紙に載った2015年9月の記事より。二部構成になっていて、前半がトニー・レヴィン、後半がギャヴィン・ハリスン。前半の紹介はまたいずれ。地元の一般紙にこんなのが載っちゃうんだから、羨ましい。
→ Montreal Gazette | King Crimson's Tony Levin and Gavin Harrison: the Complete Conversation
3人のセッティングの違いを教えて下さい。
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ビルのキットは普通サイズで、私のほうが大きい。彼はパットや私ほどロックっぽくないんで、ソフトでシンプルなパッセージなんかはビル向きだ。例えばツーバスを狂ったように連打するんだったら、私だな。パットのキットは金属パーカッションだらけで、ジェイミー・ミューアっぽいパートは彼がやる。
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分担をパートの観点からじゃなく、サウンドの観点から考えないといけないこともある。何を演奏するか、それに、よくあるんだけど、何を演奏しないか、3人で長い時間をかけて組み立てていく。3人もいると、すぐにカオスになるからね。わざとカオスにすることもけっこうあるけど。
今日のおまけ:
キング・クリムゾンの大阪12月13日の公演から、オープニングの「Peace」の公式映像。クリスマス・プレゼントだね。コメント欄は、これがあるってことは公演全体が映像化されるのか、ってネタで盛り上がってる。
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