ディープ・パープルのメンバー、「Shades of Deep Purple」を語る (代表作を語る (1/9))
これも「Uncut」誌。2013年6月の記事がウェブに2015年11月に掲載されたもの。イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、イアン・ペイスの3人が、ディープ・パープルの代表的なアルバムについて語っている。
→ Uncut | Deep Purple: "We Were Dangerous, Unpredictable... It Wasn't Cabaret"
「Shades of Deep Purple」(1968)
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ペイス:ザ・サーチャーズのドラマーだったクリス・カーティスが、環状交差点 (roundabout) みたいに、メンバーが出たり入ったりするバンドってアイデアを持ってた。狂ってるよな。だが、それでジョン・ロードとリッチー・ブラックモアが一緒になったんだ。リッチーは、イギリスの音楽シーンで、すでにちょっとした伝説になってた。
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このデビュー・アルバムは、ディーヴス・ホールって古い変てこな農園で、まだ解体されてない場所に何ヶ月か寝泊まりして、作った。アメリカでビル・コスビーたちが始めたレーベル (テトラグラマトン) と、イギリスの新人バンドってことで、デレク・ローレンス (プロデューサー)を通じて契約した。4時間のセッションを2回でレコーディングしたよ。午後に4時間やって夜にデレクがミキシングして、翌日にもう一度。それで出来上がりだ。パイ・スタジオだった。
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イギリスではそれでよかったが、アメリカでは、新しいレーベルだったもんで、かなりプッシュが要ったな。シングルの「Hush」は、誰もが知ってるくらい、大ヒットした。「俺たち、やったな」と思って、アメリカに最初のツアーに行ったけど、そんなに簡単じゃないってのが判っただけだった。
この記事で取り上げられてるのは、 (1) Shades of Deep Purple, 1968、 (2) Concerto for Group and Orchestra, 1969、 (3) Deep Purple in Rock, 1970、 (4) Fireball, 1971、 (5) Machine Head, 1972、 (6) Made in Japan, 1972、 (7) Mark I and II Singles, 1973、 (8) Perfect Strangers, 1984、 (9) Now What?!, 2013。
パープルの今回の「ロックの殿堂」入りについては、本人たちは色んな思いがあるだろうな (どうでもいいよ、も含めて)。
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