トニー・レヴィン、新生キング・クリムゾンを語る (11/11)

11 August 2016  |  Tags: Tony Levin, King Crimson

キング・クリムゾンのモントリオール公演に先立って、「Montreal Gazette」紙に載った2015年9月の記事より、二部構成になっている前半。なお、後半のギャヴィン・ハリスンは、2015/12/15 から紹介した。

→ Montreal Gazette | King Crimson's Tony Levin and Gavin Harrison: the Complete Conversation


何があなたをキング・クリムゾンに引き戻すんでしょうね。ロバートからの電話の他に。

  • (笑) そうだなぁ。..... 高度な音楽的体験だからだ。誘いには Yes って答える他はありえない。沢山の音楽をやってきてるし、色々な音楽をやってきてる。そういう中で一番大切なのは、音楽の質なんだ。だから、なぜ最高の音楽性を目指すんですかって質問なのであれば、音楽にはそれが不可欠だからだ。

  • 素晴らしい挑戦だからでもある。私はそういう音楽的な挑戦が大好きなんだ。分かりきったところに落ち着いてしまうのは、好きじゃない。クリムゾンは最高の挑戦の一つなんだよ。

  • それに、バンドのどのメンバーも音楽性が高くて尊敬してる。一人で離れ小島に孤立してるんじゃない。一緒にステージに立てて、色んなことが学べるし、色んな刺激を受けるし、本当に楽しい。


面白すぎる。何であれレヴィンがここまで語ったのは、あまり見たことない。新生クリムゾンについて誰かがここまで語ったのも見たことない。ギャヴィン・ハリスンの時にも書いたけど、地元の一般紙にこんなのが載っちゃうんだから、羨ましい。インタビュアーは記者なんだろうけど、そうとう詳しくて、いい質問をうまく繋げてってる。

今日のおまけ:

この記者は最近じゃ、ピーター・ゲイブリエル+スティングの「Rock Paper Scissors」ツアーのレビューも書いてたりする。セットリストだけ紹介。なお、このツアーにもレヴィンは同行してる。

→ Montreal Gazette | Review: Collaboration, not Competition for Peter Gabriel and Sting

Peter Gabriel and Sting's Set List:

  1. The Rhythm of the Heat
  2. If I Ever Lose My Faith in You
  3. No Self Control
  4. Invisible Sun
  5. Games without Frontiers
  6. Shock the Monkey
  7. Secret World
  8. Driven to Tears
  9. Fragile
  10. Red Rain
  11. Dancing with the Moonlit Knight
  12. Message in a Bottle
  13. San Jacinto
  14. Walking in Your Footsteps
  15. Kiss That Frog
  16. Don't Give Up
  17. The Hounds of Winter
  18. Big Time
  19. Englishman in New York
  20. Solsbury Hill
  21. Every Little Thing She Does Is Magic
  22. If You Love Somebody Set Them Free
  23. Roxanne / Ain't No Sunshine
  24. Love Can Heal
  25. Desert Rose
  26. In Your Eyes
  27. Every Breath You Take
  28. Sledgehammer
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