ジェフ・ベック、キース・ムーンを語る (8)

23 November 2016  |  Tags: Jeff Beck, Keith Moon

『奴は唐突に全く別の人格に変わっちまうんだ。』

キース・ムーンの伝記「Dear Boy: the Life of Keith Moon」の著者が、原稿の元になったインタビューを幾つかウェブに掲げてて、その一つ。1996年とのこと。

→ Tony Fletcher's iJamming! | Jeff Beck on Keith Moon


  • 「タラ」の話に戻ると、奴はジュークボックスで延々と繰り返し「Becks Bolero」をかけてくれるんだ。俺は止めかたが判らなかった。そうしたら、奴はガウンを着て、ビールを持って現れた。そうとう飲んだな。泊まっていけって言うんで、あれこれ語り合ったが、今一つ深入りできなかった。奴は唐突に全く別の人格に変わっちまうんだ。バカ笑いして、何杯も飲んで、それでも奴が読めない。ふっと脇道にそれたかと思うと、戻ってくる。こっちは精神科の医者と弟子、両方の役割をしないといけない。奴の振る舞いや仕草をよく見てないといけないんだ。

  • 例の女は相変わらず出たり入ったりしてて、あの手の女のことはよく判ってるつもりだったが、何とも奇妙なことになった。もう飲めないって意識朦朧になってきた時、女が俺の部屋をノックして「入っていい?」って言う。「構わないよ」って答えたら、俺のベッドに転がり込んできた。そして、キースと一緒にいると本当に頭にくる、もう我慢できない、って言うんだ。結局、俺はその美しい生き物のすぐ横に寝ながら、何もできないまま、一晩ずっと我慢する羽目になった。精神的拷問だよ。


据え膳食わぬは男の分別。

今回はどうってことない内容だが、話はこの後、思いもよらないまさかのシュールな展開になるのだった。

そういや、ジェフ・ベック、ついこないだ来日したばっかりなのに、また1月末にって、今回は忙しいな。2〜3ヶ月くらいなら、西新宿のジミー・ペイジの家 (これはネタ) か、横須賀のテリー・ボジオの家 (これは本当) に転がり込んで過ごすんでもいいんでは (笑)。

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