ブライアン・メイ、星空探しを語る (1)

19 May 2017  |  Tags: Brian May

クイーンねたやブライアン・メイねたは、そこら中に情報が転がってるので、たまにはこういうほのぼの系もいいかも。「Wanderlust」というイギリスの旅行雑誌のサイトから、2015年6/7月号の記事とのこと。

→ Wanderlust | Brian May interview: "I Like Giving Back When I Travel"

「Starmus」フェスティバルも3年めの開催ですね。なぜ (スペイン領カナリア諸島の) テネリフェ島なんですか。

  • 私の人生って、すごく不思議なんだよ。色々な流れが別々にあるのが、思いもよらない形で、一本により合わさったりする。1970年、まだ (ロンドンのインペリアル・カレッジで) 物理学の学生だった頃に、初めて天体観測のために、まずイタリアのアルプスに出向いたんだけれども、雲が厚くてうまく行かなかった。それでテネリフェに趣いて、火山の頂上にある小さな小屋に陣取った。

  • そこでは時々、全くの一人ぼっちになった。当時は携帯電話なんか無いし、ひたすら観測に没頭してた。そこで何時間も過ごしながら、自分の小ささ、若さ、なってなさを痛感してた。だけど、少しずつ、自分ってものとどう関わっていくかを身につけていったんだ。その小屋が今ではテイデ山天文台になってて、そこでフェスティバルを開くんだよ。

つまり、その島でご自身もフェスティバルも育ったということですか。

  • その通り。テネリフェは私が育ってきた人生の一部だ。あの土地を愛してる。特に、天文台のある火山地帯をね。あのあたりは、わざと開発せずに残してあるんだ (世界遺産に登録されている)。頂上の景色は、まるで月面のようで、実に美しい。周囲は素晴らしい松林に囲まれてて、まさに天国だ。機会がある度に、いつもあそこに戻っている。

カナリア諸島は大西洋に浮かぶ島々で、ヨーロッパでは保養地として有名 (アメリカにとってのハワイみたいなもんか)。ちなみに、うんちくを語ると、小鳥のカナリアは、カナリア諸島が原産なので、その名前がついた。

この「Starmus」ってのは、starとmusicから作った造語で、メイが博士号を取った時に指導を受けた研究者とメイの二人で立ち上げた国際的な会合。科学 (特に宇宙関係) と芸術 (特に音楽) の交流をうたっている。科学サイドからはノーベル賞受賞者らや宇宙飛行士ら、音楽サイドからはメイの他に、ブライアン・イーノ、ピーター・ゲイブリエル、リック・ウェイクマンなんかが深く関わってる。今年も6月に開かれるそうだ。

で、会合にはいつもコンサートが併設されてて、今回はスティーヴ・ヴァイとヌーノ・ベッテンコートが出演するらしい。肝心のメイは今回は会合もコンサートも欠席で、その理由は、うっかり自分のツアーを重ねちゃったから。

→ Starmus - Life and the Universe

続く ›



最近の記事

人気の記事