ブライアン・メイ、星空探しを語る (2/3)

02 June 2017  |  Tags: Brian May

クイーンねたやブライアン・メイねたは、そこら中に情報が転がってるので、たまにはこういうほのぼの系もいいかも。「Wanderlust」というイギリスの旅行雑誌のサイトから、2015年6/7月号の記事とのこと。

→ Wanderlust | Brian May interview: "I Like Giving Back When I Travel"


星空を見るのに良い場所は他にありますか。

  • 光害がなくて、夜に明るくない場所なら、どこでも大丈夫だよ。イギリスでは、ダートムーア (南西部の国立公園) とか湖水地方とかスコットランドの一部の他は、かなり厳しいけどね。

  • 世界でってことなら、そうだな、大きな船で陸地から何kmか離れるのが、条件がいい時なら、一番いい。この頃は、そういう天体観測ツアーも多いよね。

増えてきてますね。

  • そうだろうね。私は昔から、日蝕、特に皆既日蝕を追いかけて、世界中を回っている。一度でも見ると、人生が変わるくらいの経験になる。オランダ領アンティル諸島にも行ったし、外モンゴルにも行った。どっちも素晴らしい場所だった。

  • 南極ってのも、皆既日蝕を観測するには、特別な場所だろう。いつか行ってみたい。他には、アフリカかな。野生動物を見に行ったことがあるけど、ケニヤの自然保護区から見た星空は驚異的だった。星の明るさや銀河の鮮明さが、全然違うんだ。その時、ネルソン・マンデラと過ごしたことも、色んな意味で忘れられない。夜、屋外でジャングルの物音を聞きながら、素晴らしい星空を眺める、それがアフリカでの最高の時間だった。日蝕や天体の観測で旅行するのは、普通だったら行かないような場所に行けるので、いいことだね。

ロック・スターだった時にも、あちこち旅行していましたよね。当時も色々と探検するチャンスはありましたか。

  • んー、あの頃は、ホテル・ライブ・移動、ホテル・ライブ・移動、それの繰り返しで、他の時間はあまりなかった。だけど、ちょっとした暇を見つけたり、暇をひねり出したりしては、世界を垣間見ることができた。それは有難かったと思っている。

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