トニー・ヴィスコンティ、ミュージシャンとの関わりを語る (2) (キャリアを語る (4))

24 July 2018  |  Tags: Tony Visconti

プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが、聴衆を前にしたインタビューで、これまでのキャリアを振り返って色々と語っている。「Red Bull Music Academy」が2011年にマドリッドで主催したもの。以前に紹介した 「ボウイのベルリン三部作を語る」 とかぶる箇所もあるが、できるだけ重ならないように紹介するつもり。

→ Red Bull Music Academy | Tony Visconti


  • ボーカルの話に戻ると、例えば、オペラ歌手みたいなボーカリストばかりとは限らない。そういう人にはハイトーンは要求しない。その人の歌える範囲でやる。最初の1〜2時間の内に、ボーカルの強みと弱みを見抜かないといけない。大した声の持ち主じゃなくても、何かを持ってるから契約してもらえるわけで、その個性を見つけて活用するんだ。ハイトーンで歌えなくても、いつも音程を外しても、ひどいボーカルだね、なんて指摘しちゃいけない。音程を外すのは、緊張して喉の筋肉が張るからで、リラックスさせることでたいてい直る。そうやって、ベストな結果を引き出すんだ。

先日、トレヴァー・ホーンにインタビューしたんですが、彼はいつもボーカリストをおだてて、結果を引き出すそうですが。

  • 私は待つ。本人がリラックスするまで待つ。ウォーミングアップのために、まず何テイクか取る。うまく説明するのは難しいな。人と良い関係を保つというか、彼らと融和するというか、彼らに共感するというか。そうやって後押しするんだ。パワフルな曲なのに弱々しい歌いかたになったとしたら、その曲を書いたのは本人なんだから、なんで書いた時のように歌えないんだ?ってことになる。そんなあからさまには言わないけどね。

今日のおまけ。ツイート主はイギリスの老舗ロック雑誌「New Musical Express」の元編集長。

→ Twitter | Danny Kelly - The Beatles
→ Twitter | Danny Kelly - Pink Floyd
→ Twitter | Danny Kelly - Robert Plant
→ Twitter | Danny Kelly - Deep Purple
→ Twitter | Danny Kelly - Elton John and Rod Stewart

この人は一年前にこんなことも言ってるけど、続報がないし裏も取れないんで、実は口から出まかせでは。または、あっけなくぽしゃったか、エイプリルフールの日付を間違えたか。

→ Twitter | Danny Kelly - King Crimson Bio-Film
→ Twitter | Danny Kelly - KC Film

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