パトリック・オハーン、フランク・ザッパなどを語る (2)

16 October 2018  |  Tags: Patrick O'Hearn, Frank Zappa

「Frank Talk: The Inside Stories of Zappa's Other People」って本を書いた Andrew Greenaway って人がやってるザッパのファン・サイト「Idiot Bastard」に掲載されたもの。2018年2月のインタビューとのこと。

→ Idiot Bastard | Interview with Patrick O'Hearn, 05.02.18


デイヴ・パーラトのベース・パートを全て差し替えたんですか。

  • そうだとしても、自分は何も知らされてないんだ。

なるほど。「Philly '76」は聴きましたか。あなたのベース機材が途中で不調になった「Advance Romance」を、フランクがリリースするなんて思ってましたか。

  • 聴いたよ。ライブの最中に機材が少し変になったんだが、クルーがささっと治してくれて、ショーは続いてった。あれを削らずにアルバムを作ってくれたのは、有難かったね。

レディ・ビアンカが多声 (polyphonic) で歌ってるように聞こえませんか。

  • どうだろうな。リッチでパワフルな声の持ち主なのは間違いないけど。

1976年の「Saturday Night Live」での演奏や、それに続くニューヨークでのライブについて、何か憶えてますか。

  • SNL (Saturday Night Live) は実に楽しかったね。出演者もきらめいてたし、ハワード・ショア (映画音楽界の重鎮。SNLの音楽監督だった) のバンドも素晴らしかった。自分も入れてもらいたかったくらいだ。その上、トランペットとサックスのブレッカー・ブラザーズやNBCアナウンサーのドン・パルドと一緒に、「Zappa in New York」のライブだ。本当にすごく楽しくて興奮した。あの頃のタイムズ・スクエアは、ディズニーみたいな家族向けになってしまうよりずっと前、「タクシー・ドライバー」の映画みたいにギラギラしてた。笑ってばかりで、熱気に満ちてて、素晴らしい雰囲気、そして最高の演奏だ。

こないだリリースされた「Halloween 77」は、全曲聴きましたか。当時のご自分の演奏をどう思いますか。

  • まだ聴いてないんだよ。ボード音源を何曲かカセットに入れてたけど、もう何十年も前のことだ。

  • フランクのバンドに加わった1970年代の半ばくらいから、右手をベースギターのブリッジの近くに持ってって弾くように変えたんだ。そうすると、より繊細なトーンになる。ピックは使わない。それを、1980年代には、ネックに近いところで弾くように戻した。そうすると、より太い暖かいトーンになる。最初そうやって弾き始めたんだし、今でもそうしてる。トーンはすごく大切だ。少ない音数で弾くこともね。


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