マイク・フレイザー、AC/DC「The Razor's Edge」を語る (キャリアを決定づけた10枚を語る (3/10))

18 February 2012  |  Tags: Mike Fraser, AC/DC

「MusicRadar」の2011年8月の記事より。ミキサー/エンジニア/プロデューサーのマイク・フレイザーが、代表的な仕事として10枚のアルバムを選んだ。第3回はAC/DC「The Razor's Edge」(1990年)。エンジニアとミキサーを担当した。

→ Producer/Mix Engineer Mike Fraser: My 10 Career Defining Records


  • ブルース・フェアバーンがプロデューサーってことになってるけど、実際には、ジョージ・ヤングがほとんどプロデュースを済ませてたのが病気になっちゃって、バンドがブルースと俺に仕上げを頼んできた。ヴォーカルのブライアン・ジョンソンにはきついキーの曲があって、結局、キーを下げて、アンガスとマルコムがギターをやり直すことになったりした。新しい曲も2つ加えた。AC/DCのミキシングは、とにかくAC/DCの音にすればいいんで、楽しい。アンガスはいつもMarshallヘッドをいくつか使ってる。リズムには100W Superlead Plexi、リードには45Wのヘッド。マルコムもMarshallだが、ベース・ヘッドなんだ。だから、低音がすごい。

« 始め続く ›



最近の記事

人気の記事