トニー・レヴィン、スティック・メンを語る (3/3)
インタビューとしては、2012/7/3 から 2012/7/19 まで紹介した『トニー・レヴィン、「Levin Torn White」を語る』の続き。「Innerviews」サイトの2012年1月の記事より。スティック・メン結成のいきさつとか、これからの予定とか、色々と語っている。
→ Innerviews: Tony Levin - Stick Shifts
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ここ数年は、スティックの演奏技術をさらに磨いてる。ギターみたいにソロを弾くのが、まだうまくないんだ。あまり慣れてなかったからね。いつもベースとして弾いてきたから。二つの全く違うパートを同時に弾く技術が幾つもある。そういうのが得意なスティック奏者の演奏を、今は沢山聴いてるよ。ストラヴィンスキーの「Firebird」がきっかけだ。自分の音楽性を広げることができて、嬉しいよ。さらに技術を身につけて、今ではもっと楽に音楽を作れるようになった。スティックの新しい方向性も見えてきたしね。
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スティック・メンの新アルバムは「Big Dog」って題名で、今後の春には出せると思う。クラシック音楽を新しく解釈する実験もしている。ショスタコーヴィッチを掘り下げてるんだ。だが、最終的にアルバムに入れるかどうかは、まだ判らない。何枚か後のに入れることになるかも知れない。アルバムに間に合わせたり一年で済ますには難しすぎるものも、時にはある。できれば少しずつ切り崩してっていずれは完成させたいが、諦めてしまうことだってある。この曲がどうなるか、今は判らない。
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