エディ・ジョブスン、過去30年を語る (12/16)
ジェスロ・タルにゲスト参加したり、ちょっとソロアルバムを作ったりした後、いわゆる「音楽界」の表面からはほとんど消えてしまって、数年前にUKZで蘇ってきたエディ・ジョブスンが、ある意味で最も充実していたその30年間について語っている。「Dutch Progressive Rock Page」ってオランダのサイトの2011年8月の記事より。ジョブスンのインタビューはすごく貴重だが、そうとう長い。
→ Dutch Progressive Rock Page - Interview with Eddie Jobson (UKZ / U-Z)
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イギリスで「ウッドストックの再来 (Woodstock Revisited)」だか何だか、そんなフェスティバルの計画が持ち上がったことがあって、カーヴド・エア (エディ・ジョブスンがプロとして最初に参加したバンド)、エイジア、ユーライア・ヒープ、他にも多くのバンドが参加することになってた。それで、ソーニャ・クリスティーナ (カーヴド・エアのヴォーカル。元ザ・ポリスのスチュワート・コープランドの奥さんだった) が、その公演に参加しないか、って連絡を取ってきたんだ。だが、チケットの事前売上げがプロモーターが思っていたほど伸びなくて、バンドへの手付金が払えなくなったんで、バンドがどんどん離脱してって、結局、フェスティバルは完全に潰れた。
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ソーニャはがっかりして、とにかく来てリハーサルだけでもやってみないか、って私に聞いてきた。飛行機は予約してあったんで、行ったよ。そうしたら、彼女はリハーサルルームで何人かの知合いに電話をかけては、カーヴド・エアをエディ・ジョブスンと再結成したから、そっちのクラブで演奏するのはどう?、って喋ってるんだ。何日か後、もう村の名前も憶えてないけど、南イングランドの郊外にあるちっちゃなクラブで、一回限りのライブをやった。けど、間際に決まったんで、客は30人かせいぜい50人くらいだけだった。大きめの居間くらいのスペースしかなかったしね。
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ソーニャとは、ダリル・ウェイ (カーヴド・エアの初代バイオリニスト。途中で脱退してウルフを結成。後をジョブスンが継いだ) はもう活動してないし、将来何か一緒にやれるといいね、って話をした。いつかU-Zプロジェクトにソーニャにゲスト参加してもらって、カーヴド・エアの曲をやる可能性について話し合ったよ。
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