マイク・ケネリー、フランク・ザッパとの関わりを語る

15 November 2012  |  Tags: Mike Keneally, Frank Zappa

「Something Else!」サイトの2012年7月の記事より。アンディ・パートリッジが協力した最新アルバム「Wing Beat Fantastic」のプロモーションって意味もあるようだ。

→ Something Else! - 'It Was Great Fun': Mike Keneally on XTC, Frank Zappa and the Enduring Magic of Tarkus


  • ザッパは、やっぱり9歳の時に初めて聴いて、これの影響もデカかった。だけど、ザッパがプログレッシブロックだとは思ってなかった。彼は常に違う種類だろ。けど、彼の実験精神は本当に強烈だ。時には強烈すぎるくらいだ。12歳くらいの頃、「Uncle Meat」を初めて聴いた時には、俺の理解をはるかに越えてる気がした。だけど、一番やり甲斐のある曲ばかりで、ますますのめり込んでった。

  • フランク・ザッパのオーディションの誘いを、最初は断ったんだ。自分のバンドのライブと重なってて潰したくなかった、そういう立派な理由があったんだけど、今になって考えると、最上級のアホだよな (爆笑)。自分でも驚きだ。彼と話し合うことすらしなかった。結局はOKだったけど (笑)。バンドのメンバーは、断ったことを後から知って、もうビックリして、俺を気違い扱いだよ。

  • スタジオで音をいじったりアレンジをしてる時に、フランクそのまんまだなって感じることがある。そういう時には、わざと離れようとするんだけど、何だか無理やりダイヤルを戻すみたいな感じがする。彼から巨大な影響を受けてるのは、間違いない。だけど、彼そっくりみたいに聞こえる曲を作りたくはないんだ。曲を壊さない程度、曲の助けになる程度に役立てられるなら嬉しいけどね。けど、どっちにしろ、逃れられないよ。彼の影響はあまりに深いから。


ザッパのオーディションを断ったって、2012/10/21 に紹介した別のインタビューと、何となくちょっと食い違ってる気がするんだけど。

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