エディ・オフォード、イエスを語る (4/10)

11 January 2013  |  Tags: Eddy Offord, Yes, Emerson Lake and Palmer

「Notes from the Edge」ってサイトにあった記事より。1990年代前半のインタビューと2000年のインタビューを合わせたものとのこと。今回は「The Yes Album」の続きと寸評。

→ Notes from the Edge - Conversation with Eddy Offord


  • 「Perpetual Change」じゃ、2つのチャネルで別々のバンドが同時に演奏してるように聞こえる。あれはバンドのアイデアで、全く別のリズムセクションを合わせたんだ。だけど、まだSMTPEタイムコードもないし、16トラック (レコーダー) じゃ、トラックをあっちに移したり戻したり、2つのドラムスだけで多くのトラックを使うし、やたら大変だった。

  • エマーソン・レイク&パーマーと比べると、イエスは暖かくて素朴で地に足がついてる。ELPはもっとずっと冷たくて計算されてる。

  • トニー・ケイはハモンドオルガンB-3の使い手として、このまわりじゃたぶん最高の一人だ。だけど、バンドがシンセサイザーやメロトロンもやってもらいたがってたのに、ハモンドにこだわってた。それでバンドを離れたんだ。

  • リック・ウェイクマンは、仕事の速さじゃピカいちだ。彼はいわば部外者だった。自分のパートは実に上手くこなす。熟練した仕事人ってことだったんだ。TVのお笑い番組で言えば、リックは「ベニー・ヒル・ショー」みたいな感じ、他のメンバーは「モンティ・パイソン」みたいな感じなんだよ。


お笑い番組で比べられてもねぇ (笑)。イギリス人なら子供でも判るんだろうけど。

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