デイヴィッド・ボウイ、ベルリン三部作を語る (4/8)
2013/3/30 から 2013/4/6 まで紹介したプロデューサー、トニー・ヴィスコンティの記事と対になってるインタビュー。ボウイ自身が、ベルリン時代の三部作「Low」、「"Heroes"」、「Lodger」について語っている。イギリス「Uncut」誌の2001年3月の記事より前半部分。
→ Uncut Interviews David Bowie and Tony Visconti on Berlin
クラフトワークとレコーディングする計画があったという噂は本当ですか。
- いや、全く違う。ほんの何回か顔を合わせたことはあるけど、それだけだ。
あなたはアウトバーンを走っている間中ずっとクラフトワークの「Autobahn」を聴いていた、とラルフ・ヒュッター (クラフトワークのリーダー) が言っていましたが。
- 1975年のロサンゼルスの道路では確かにそうだったけど、ベルリンのアウトバーンでは、一言で答えるなら、ノー、だ。
クラスター、ノイ、タンジェリン・ドリームなど、ドイツのロック (原文は「Krautrock」) のバンドとコラボレーションを話し合ったり計画したことはありますか。
-
全く無い。エドガー・フローゼ (タンジェリン・ドリームのリーダー) と彼の奥さんとは顔を合わせたことがあるけど、他の人たちには会ったことはない。ベルリンにいた頃は、スタジオで何をやるかしか頭になくて、デュッセルドルフに行ってみようって気にもならなかった。
-
俺がイーノにデュッセルドルフ・サウンドを紹介したら、彼はすっかりハマっちゃって、コニー・プランク (ドイツの著名なプロデューサー兼エンジニア) なんかと一緒に、彼らの何人かとアルバムを作ったりするようになった (「Cluster and Eno」とか)。ちなみに、イギー・ポップからディーヴォを紹介されたんで、イーノには彼らも紹介したよ。
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