アンディ・サマーズ、ザ・ポリスの音楽を語る (6/9)
ザ・ポリスのギタリストとして有名なアンディ・サマーズだけど、1960年代からソフト・マシーンやジ・アニマルズに参加してたり、ザ・ポリスの解散後はソロで活動してるし、文筆家や写真家としても評価が高い。「Guitar International」サイトの2010年3月の記事より。すごく長いので、主だった部分を抜き出して紹介する。
→ Guitar International - Andy Summers Interview: Guitars, the Police and Mudra Hand Gestures
マーティン社もフェンダー社も、あなたのシグネチャー・ギターを作ってますね。
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フェンダー社は、テレキャスターを作ってもいいか、って聞いてきたんだ。「テレキャスターのアンディ・サマーズ・モデルはいつ出るんだ」ってしょっちゅう聞かれてたそうだ。で、「今も持ってますか」って聞くんで、「持ってるよ」って答えた。そうしたら、彼らはスタジオにやって来て、そのギターをばらばらに分解した。死ぬかと思ったよ。全てのパーツを写真に撮って、寸法を計って、ビデオに収めて、ひっかき傷やペイントのはがれなんかまで完全に記録していった。信じられないような作業だった。彼らはそれに基づいて、モデルを作っていったんだ。
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一番やっかいだったのは、電気部品だ。フロント・ピックアップはギブソンのハムバッカーに替えてあるし、オーバードライブを組み込んである。いわば、ギブソンとフェンダーのハイブリッドだ。私が手に入れた時、すでに改造されてたんだけど、大したギターだよ。当時はそういう改造が当り前だった。実に美しい音を出す。これに出会えたのは、信じられないくらいラッキーで、私の人生を変えてくれた。
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フェンダー社とは、沢山のやり取りを重ねた。ギターそのもの、ネック、ボディの感触、重さ、あれこれ全てについてだ。全部、完全に合わせた。なので、問題は電気部品だけだったんだ。彼らと話し合いながら、できる限りそっくりに仕上げるために、色んなことを試していくのは、すごく面白かった。最後は、オリジナルと新しいのと両方をスタジオに持ち込んで、どっちがどっちか判らなくなるまで、弾きながら調整していった。
この「Andy Summers Tribute Telecaster」は、元記事に写真が載っている。ちょっと詳しい写真は、ここらへん。
→ Terecaster.com: Review of the Andy Summers Telecaster
→ Terecaster.com: The Preamp of the Andy Summers Tribute Telecaster
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