トニー・アイオミ、エドワード・ヴァン・ヘイレンと語る (10/12)
「Guitar World」誌サイトの2013年9月の記事より。元は同誌の2010年、発刊30周年記念の特別企画だそうな。面白い取り合わせだが、予定調和みたいなところも。
二人のギターを見ると、同じノブですね。トニーのほうが大きいだけで。
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トニー:そりゃ妙だな。
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エディ:ネックの背面が削ってあるのも同じだ。ネックにペイントやラッカーが塗ってあるのは好きになれない。トニーも同じみたいだね。
普通より低いチューニングにするのも、同じですね。
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エディ:俺はどんなチューニングのギターでも弾くよ。ツアーじゃ、ボーカルに合わせるために、低めにするけど。週に5晩歌っても、喉が枯れないようにだ。曲によっちゃ、普通のチューニングじゃ合わないのもあるし。トニーが「Into the Void」でチューニングを上げたら、変だろ。チューニングを下げると変になる曲もある。しばらく E 弦を Db に下げてたことがある。なので、例えば「Unchained」の曲なんかでドロップ D をやろうとすると、E 弦は B まで落ちちまう。
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トニー:「Master of Reality」を作った頃は、普通のチューニングで弾くと、指が辛かったんで、下げてたよ。
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エディ:大したもんだよね。痛めた指先にはめるチップを、今でも自分で作ってる。見せてもらったけど、すごいよ。本物のミュージシャンの、まさに真の本質なんだ。音楽のためなら、どんなことだってやる。
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トニー:これよりマシなアイデアを誰も教えてくれなかっただけだ。毎晩ステージに上がるために、俺がどんなことをしないといけないか、あんまり判ってもらえてない。(指先チップの) 革がすり切れるんで替えないといけないし、その革をできるだけ痛めないように、細い弦を使わないといけないし。
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エディ;俺はピックをしっかり持つのに、さんざん苦労したな。ピックに紙ヤスリを貼り付けたりしたこともある。あんまり役に立たないこともあったけど。自分であれこれやってみないといけないんだ。トニーの「指ぬき」もそうだし、俺の紙ヤスリもそうだ。
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