ジェフ・ベック、キース・ムーンを語る (14/17)
キース・ムーンの伝記「Dear Boy: the Life of Keith Moon」の著者が、原稿の元になったインタビューを幾つかウェブに掲げてて、その一つ。1996年とのこと。
→ Tony Fletcher's iJamming! | Jeff Beck on Keith Moon
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たいていの人は過小評価してるけど、奴は最も驚くべきドラマーだ。誰も真似することすらできない。脇に立って奴の演奏を見てると、もう驚愕するしかない。自動車事故の話をするほうが、奴のドラミングのことを話すより、よっぽど簡単だ。「Anyway Anyhow Anywhere」、あのドラミングだよ。あれがほんの少しあるだけでも、誰もザ・フーの足元にも及ばない。
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タウンゼントは、俺やエリックやジミーみたいな、ただギター馬鹿のちんけなギタリストとは違う。俺たちはいつも何となくお茶を濁してるだけだ (このへん、後から修正した)。あいつは一人オーケストラなんだ。それも曲射砲付きの。すごすぎる。しかも、恐ろしく知的だ。だいたい、ヤバいバンド、狂ったバンドって、わざと見せかけてる。ジョン (エントウィッスル) の家に行ったら、ジョン・ルイス (イギリスの王室御用達の百貨店) の寝具を買ってるんだ。「いつか要るかも知れないからな」だと。
話は違うけど、この4月16日に亡くなったアラン・ホールズワースの4月3日のライブ。ってことで、おそらく生前最後の映像だろうと思う。
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